かご
バスケット、かご、というものが昔から大好きで。
お菓子の入ってるような飾りのから、高いのでも、安いのでも、あの編み目のもつ雰囲気がとても良いと思う。
涼しげなのに、ファーや毛糸も似合う。
子供のころ部屋のインテリにバスケットのベンチを置いていた。あまり活用出来てなかったけど好きだった。
娘に使った乳母車も、娘が遊んだおもちゃの乳母車も思えば藤だ。
随分と好きなのだなぁ、と思う。
先日紙バンドでつくるミニチュアのかごを作ってみた。
テディベアにお持たせできたら可愛いなぁとか、そういった理由はあるものの、内心やってみたかったというのが正直な所。
これが、1時間もしないうちに仕上がるし、何やら非常に楽しい。
編み物が好きなのだから、そりゃ好きであろうけれど、こんなに楽しいとは思ってもみなくて、調子に乗って土日でいくつも作った。
そして、あまりの楽しさに、これは本物を編んでみたい!と脱線して編んだのがこちら。
本物はなかなか手強い。
藤の丸芯を水に浸して、柔らかくしてから必要な長さに堅芯を切って編んでいく。
途中で堅芯に増し芯もする。
ミニチュアみたいに細かさに苦労することは無いものの、指になかなか力がいる。
このお皿2枚で4時間くらい。
その次の日も、残った丸芯で小さなかごを二つほど。
大きさにもよるのだろうけど、乾く前に編みたいスピード感がちょうど良くて楽しい。
目指すはかごバッグかトランクか。
まずは腕を上げたいところ。